よくもまあ飽きずに…2

 サラリーマン生活は34年だが、武道武術に興味をもって45,6年かな。

子供の頃は、今考えるとちょっと自閉症気味だったようだ。

いつも一人で絵を書いたり野山を駆け巡って遊んでいて、その中でも特に木登りが得意でどんな木も登れる自信があった。

 

 木登りは落ちたら大怪我するというワクワク感がたまらなく好きだったし登った後の達成感も好きだった。今思えば木登りは筋力、柔軟性、バランスなどが要求される良い遊びだったと思っている。

 

 で、武道の話だが、父親が学生の頃に柔道をやっていたので小学校3年の頃に裏山で柔道を教えてもらったのが最初。

 これが面白くてね、家族で休みに何処かへ遊びに行くより親父とやる柔道が楽しかった記憶がある。将来はこれを(柔道)やれば強くなれると思い大きくなったら柔道をやるのが夢になった。

 

 小学校6年になった時に床屋へ行った。待ってる間に少年誌(マンガ)を見てビックリ仰天! なんと柔道着を着てブロックを割ったり氷を割ったり車を飛び越えたり、牛と格闘したり、の写真が載ってた。

これだ!!と思った。でこれが何なのかは分からなかった。

 今でも鮮明に覚えている出来事、今のように情報は反乱していない時代、これが武という物に更にのめり込むきっかけとなった。

 

 自分は身体は小さいし気も弱い、でも夢・希望をもらった気がした。

それから未だにこの年になっても夢を見て追いかけている、よくもまあ飽きずに、、、続けてるって事は私は本当に好きなんだな、好きな事を続けられるって自分自身が充実している。

 私は本当に幸せな奴だとつくづく思う、すべてに感謝。

 

…My Way